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イベント
イベント実施会場
SPring-8蓄積リング棟
・ SPring-8の実験ホールを公開
実際に実験が行われる「蓄積リング棟実験ホール」を公開します。SPring-8の大きさや実験現場の様子を体感してください。
・ SPring-8の利用成果を紹介
世界最先端の加速器技術によって生み出される放射光が人類の未来にどのように貢献するかをパネルや映像を使って詳しく紹介します。
SACLA実験研究棟
・ 科学講演会
主会場:SACLA実験研究棟2階大会議室
中継会場:中央管理棟上坪記念講堂、放射光普及棟
理化学研究所播磨地区で実施された研究開発のほか、東北に新たに建設される次世代放射光施設や近年話題となっているクライオ電子顕微鏡などをトピックスとして、国内の著名な研究者3名による科学講演会を開催します。
【当日プログラム】(午前と午後の2回開催、内容は同一です)
10:00~10:10 / 13:00~13:10 ご挨拶 |
石川 哲也 理化学研究所 放射光科学研究センター センター長 |
10:10~10:40 / 13:10~13:40 みちのく仙台にできる新しい放射光施設 |
内海 渉 量子科学技術研究開発機構 次世代放射光施設整備開発センター センター長 |
放射光が様々な分野の研究や産業利用におおいに役立つことがわかり、21世紀になって世界各国で次々に最先 端の放射光施設が建設されています。日本においても、国と民間・地域が協力しあって、新しい放射光施設を宮城県仙台市につくることが最近決定しました。いつどこにできるのか、どんなことができるのか、SPring-8と何が違うのかなどについて、わかりやすく解説いたします。 |
10:40~11:10 / 13:40~14:10 クライオ電子顕微鏡で生命の仕組みを探る |
難波 啓一 理化学研究所 放射光科学研究センター 副センター長 |
生命のしくみはタンパク質や核酸などの生体分子が機械のように働いて支えています。その種類は数十万もあり、お互いに特定の相手と結合したり離れたりして情報やエネルギーや物質のやり取りをしています。人間社会とそっくりですが、各分子のサイズは1億分の1メートル以下。光学顕微鏡でもその形は見えません。でも、クライオ電子顕微鏡の最近の進歩により、その形と動きから働く様子を解き明かすことができるようになりました。 |
11:10~11:40 / 14:10~14:40 レーザーによる電子加速とその応用 |
佐野 雄二 自然科学研究機構 分子科学研究所 社会連携研究部門 プログラム・マネージャー |
ImPACTプログラムでは、SPring-8キャンパス内に高出力のレーザー装置を建設し、レーザーで電子を高いエネルギーまで加速する技術の実証を行いました。また、その応用として、電子線回折やトレーラーサイズのX線自由電子レーザー(XFEL)の実現可能性を検討しました。講演では、レーザーによる電子加速の状況や小型のアンジュレータによる放射光発生実験の結果、今後の構想等について報告します。 |
・ SACLA実験ホールをガラス越しに見学
日々実験が行われているSACLAの実験ホールをガラス越しに上から見学してみましょう。
・ SACLAの利用成果を紹介
X線自由電子レーザー施設SACLAを利用して生まれた研究成果をご紹介します。
放射光普及棟
・ 電池でGO!!
銅線と磁石で電池を走らせる実験、分子模型の組み立て、手作り回折格子による実験を体験してみましょう。
・ スペクトルシアター
魔法の鏡で帯のような美しい虹、魔法の粉で丸くて飛び出す面白い虹を作ってみましょう。
・ 日常にひそむ磁性体
私たちの身近にある材料も磁性体かも?磁石を使った楽しい実験を実演します。
兵庫県立大学ニュースバル放射光施設
・ ニュースバル放射光施設ツアー ~科学者と一緒に巡るニュースバル放射光施設~
最先端の研究を進めているニュースバルの中を科学者と一緒に巡りませんか。新しい発見があるかも?ご家族全員で出かけましょう!
所要時間:約40分(9:30から10分毎に実施)
推奨年齢:小学校高学年以上
※ツアーの受付は兵庫県立大学ニュースバル放射光施設玄関前にて行います。
【問い合わせ先】
第27回SPring-8/SACLA施設公開実行委員会事務局
TEL: 0791-58-0808(直通)FAX: 0791-58-0800